球速が速い投手のフォームの特徴とは
こんばんは。萩台です。
先日、選手からピッチングフォームにおけるステップ足の膝の使い方について質問を受けました。
結論から行くと
ステップ足の膝をリリースの際に膝を伸ばすことで、球速向上に期待できます。
山本投手を筆頭に、大谷投手、ダルビッシュ投手など多くの速球派の投手がステップ足の膝を伸ばしてボールリリースをしています。
今回は、その根拠となる論文について一部紹介しています。
kegeyamaらは
対象:18歳から22歳の大学野球投手30名
球速が速いグループ:HG(high-pitched-ball-velocity groups)
球速が遅いグループ: LG(low-pitched-ball-velocity groups)
にグルーピング。
三次元動作解析で両グループの投球フォームを違いを運動学・運動力学的の観点から調べました。
結果から、球速が速いグループは
リリースの際にステップ足の膝が伸展位となっていました。
ご自身のフォームが膝を伸ばせるかどうかを確認する方法としてフットコンタクトランジがおすすめです。
フットコンタクトランジでは、踏み出した膝が90度以上曲がらないようになっているかどうかがチェックポイントです。
もし、膝が90度以上曲がる場合は、開脚や軸足の股関節強化を徹底して行う必要性があるかと思います。
ぜひチェックしてみてください!
<参考文献>
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/25435765/
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