こんばんは。萩台です。
いきなりですけど、この動画みたことありますか？
ぜひ一度ご覧になってからこの記事を読んでみてください。
工藤さんすげーってなります。
みましたか？
工藤さんが、内海さんとキャッチボールしている様子です。
工藤さんの指示は
『とにかく低く強く投げろ』
でした。
球速アップ目的で、しばしば
遠投の距離や方法について議論になります
研究にはどうなんだろうと思い、
文献を探してみたので紹介します。
先に結論から言うんですが、
30~40mをできるだけ低くリリースするように意識して投げると
初速度(水平成分も含めて)が速く、
投射角も低くなります。
つまり、工藤さんの言う通りの
遠投が研究的にも良かったということでした。
工藤さん凄すぎる！！！
ぜひ、皆さん30~40mで低く！！！
遠投してください！
ありがとうございました。
詳しい解説が気になる方は
下まで読んでみてください。
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対象は、大学硬式野球部投手12人
ワンステップスローで
『できるだけ速いボールを捕球者にノーバウンドで到達させるように』と指示して
投げるのがF試技。
投球距離は、20mから10mごとに80mまでの各距離を遠投で行っています
加えて、
できるだけリリース時のボールの投射角を小さくするよう指示したのが
C試技。
投球距離は、20mから5mごとに40mまでの各距離で試技を行っています
結果から
初速度：C30はF30よりも有意にボール初速が早かった
投射角：C試技が有意にF試技よりも投射角が小さかった(20/30/40m)
水平方向のボール初速度：C試技の方が大きな初速度、有意差は30m
鉛直方向のボール初速度：FとCのそれぞれで有意差あり
F試技の距離増加においても有意差あり
となっていました。
<参考文献>
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jcoaching/27/1/27_59/_article/-char/ja
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