ピッチング

投球フォームを簡易的に評価する

たった2秒の中に5個のフェイズが存在する投球を簡易的に評価する方法

こんばんは。萩台です。
本日は、今日は簡易的な投球フォーム分析についてです。

明日は、少年野球の野球肘検診です。

大規模な検査になるとのことで、
無事に終われるように執り行いたいですね。

野球肘検診は、OCD(離断性骨軟骨炎)の
発見を第一目標にしつつ、
身体機能評価を実施していきます。

投球障害は
あくまで投球を行うことで
なってしまいます。
なので、投球フォームを
評価してその原因がどこに存在するか
考えることが必要になります。

そんなの当たり前じゃないか
と思われる人も多いと思います。

ただ、投球フォームは約2秒で
言われてますから分析するのが
とても難しいです。

そこで、今回紹介する
投球動作評価を使うことで
簡易的に見ることをおすすめします

それではみていきます。

投球フォームフェイズについて
・ワインドアップ
上肢の運動を中心に動作開始から手がグローブから離れるまで

・アーリーコッキング
手がグローブから離れてから非投球側下肢が接地(フットコンタクト)するまで

・レイトコッキング
非投球側下肢接地から投球側肩関節最大外旋(MER)まで

・アクセレレーション
MERからボールリリースまで

・フォロースルー
ボールリリースから動作終了まで
以上の5つに大枠分かれます。

簡易的投球動作評価法では
各フェイズに対応する評価方法を
チェックすることで、
フォームのどこに問題がありそうか
簡易的にチェックすることができます

・ワインドアップ

評価方法:片脚立位
ポイント:
①姿勢の崩れがないか
②骨盤が後ろに倒れすぎていないか
問題がある場合、体の開きや肘下がりの原因になります。

・アーリーコッキング
評価方法①:フットコンタクトランジ

ポイント:
①股関節の可動性と支持性
②骨盤の回旋が生じないようにする

評価方法②:TRA

ポイント:
①下肢体幹の支持性と可動性を評価
②両下肢均等に荷重し、骨盤・胸郭回旋角度を計測

・レイトコッキング

評価方法:フォワードランジ
ポイント:
①姿勢の崩れ・安定性を評価
②骨盤前傾で体幹伸展しているか

・フォロースルー
評価方法①:T字バランス

ポイント:
ステップ脚支持でバランス能力や重心の前方移動を評価

評価方法②:フォロースルーリーチ

ポイント:
側方へのリーチ距離によってステップ脚下肢の
支持性や可動性、回旋による重心移動の評価

以上のポイントに沿って
投球フォームを簡易的に
していただくと良いと思います。

本日は、以上になります。

インスタグラムでトレーニング紹介などもしているので、ぜひフォローお願いします。
https://www.instagram.com/hagidai_refain?igsh=NXZ0c3hjZzFvdmVn&utm_source=qr