走塁

2塁からの第2リードの最適な位置は?

こんばんは。萩台です。

最近、走塁シリーズが続いてます。
選抜を見ていても走塁は今後の高校野球の重要な戦略の一つになっていきます。
より積極的な走塁を心がけたいところです。

本日は、2塁からの第2リードについて解説します。

僕が野球をしていた時の2塁第2リードの指導は
三本間に入りやすいように塁線上よりも後ろに
第2リードを取るように言われていました。

実際にベースランニングをすればわかりますが
後方にリードを取った方が三本間には
入りやすくなる感覚はわかると思います。

実際に第2リードの場所を変えて
本塁までの疾走時間を計測・比較した
研究を紹介します。

以下のABCの位置から
本塁までの疾走時間を測定比較しています。
A:塁線上に8m進んだ位置,
B:塁線上外野寄りに2m後方に8m進んだ位置,
C:塁線上外野寄りに4m後方にに8m進んだ位置

結果から、
確かに塁線上より一番後方4mの
三本間の速度は他の位置より
有意に速い結果となっていました。

しかし、トータルの2塁からホームまでの
疾走時間は一番遅い結果となりました

また、2塁から3塁までの時間は
後方4mが一番遅い結果となっていました。

総合して考えると、
塁線上かもしくは2m後方からで
第2リードを取るのが良いかと思います。

昨日もありましたが、
野球は状況判断が重要なスポーツです。
2塁から3塁を狙うのか?
本塁を狙うのか?
リード位置を変える判断も重要かと思います。

本日は、ここまでです。

<参考文献>
https://sports-performance.jp/paper/2126/2126.pdf

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