走塁

プロアジリティテストについて

こんばんは。萩台です。

走塁シリーズ続けていきます。
本日は、プロアジリティテスト(以下PAT)についてです。

野球における走塁は一方向性の走力だけでなく前後への切り返しや直角への方向転換能力が求められます。
この方向転換能力を見る評価指標として有用と言われているのが今回取り上げるPATになります。

今回は、方向転換能力を評価するPATと
50m走との関連性をみた研究を紹介します。

対象は高校レベルの硬式野球部45名で
光電管にて50m走とPATを行い
比較検討したものです。

結果から、50mの疾走時間とPATに
有意な正の相関が見られました。

この結果から、
PATは方向転換能力だけでなく
直線距離のスプリント能力も
反映する評価指標と言えます。

光電管がないとなかなか評価の精度が難しいテストではありますがおおよその疾走能力評価を見るためには実施する価値のあるテストかと思います。

本日はここまでです。

<参考文献>
https://hachinohe-hachitan.repo.nii.ac.jp/record/1170/files/%E5%85%AB%E6%88%B8%E5%AD%A6%E9%99%A2%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E7%B4%80%E8%A6%81%E7%AC%AC55%E5%8F%B70005.pdf

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