こんばんは。萩台です。
春季地区予選が始まっています。
低反発バッドの影響で、走塁に力を入れるチームが増えていると思います。
そこで
本日もまた走塁シリーズです。
今日解説するのは本塁から2塁までの
ベースランニングの特徴です。
参考にした研究では
大学生を対象にセンター方向への打撃後
本塁から2塁までベースランニングした際の
動作についてデータ収集し、解析しています。
結論から伝えると
疾走時間の低下と一番関係するのが
1塁を蹴った後のステップ時の疾走速度の低下です。
このことから重要なことは、いかに
1塁ベースまでにトップスピードまで上げていき
1塁をかけた後にトップスピードを維持できるか
これに尽きると思っています。
またデータ上、膨らみの角度が大きく
方向転換角度を小さくした方が疾走時間は有意に減少しています。
これは巨人のルーキー佐々木選手のベースランニングの動画です。
1分20秒くらいからツーベースの走塁シーンが見られます。
1塁ベースを蹴った後も
それまでのトップスピードを完全に維持したまま
2塁へ向かっているのがわかります。
あと大事なことは、打った瞬間に2塁まで
いくことを決めていた様にも思いました。
以前にも記載した気がしますが、
0.1秒疾走時間が短縮すると、
30cmより前に進むことができます。
つまり、一瞬の躊躇が
それが0.1秒だったとしてもその30cmで
アウトになる可能性が増えるということになるのです。
打った瞬間に2塁までいくと決めたら
アウトが怖くても迷わず行くのです!
その0.1秒がセーフになる可能性を上げてくれます
本日はここまでです。
選手の皆さん頑張ってください
<参考文献>
http://tokyo-taiikugakkai.jp/wp-content/uploads/b719cfa0f5201097b8a62cf413101c3e.pdf
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